Mr.C.B. ミスターシービー

Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン!」

Mr.C.B.「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

Mr.C.B.「パカッ。」

Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ブルルルルルル。」

ミスターシービーは、北海道・浦河郡・浦河町で生まれた男馬である。

1980年4月7日・父 トウショウボーイ 母 シービークインの仔として生まれ、2000年12月15日に、牡・20歳でこの世を去るまで生き続けた、ミスターシービーは、15戦8勝の成績を残した、黒鹿毛の男馬でありながら、次世代の三冠馬・シンボリルドルフを倒せないまま、1985年8月28日に現役を引退するまで、競争馬として活躍した。


1986年から、1999年の秋の種付けシーズンで引退するまで、ミスターシービーは、種牡馬としても活躍するなど、ヤマニングローバル・シャコーグレイドなど、ミスターシービー・チルドレンを輩出した。


Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ブルルルルルル。」

美浦トレーニングセンターの松山 康久厩舎に、1982年の4月・牡 3歳の時にやってきた、ミスターシービーは、ゲート試験を受けて合格した。

1982年11月6日、ミスターシービーは、東京競馬場で行われた、サラ系3歳新馬戦に出走、2着のヒラタカエイコー以下を抑えて、初めての勝利をはたしたのである。

Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒヒヒヒヒヒ~ン!」

野性の男雄児・ミスターシービーは、ようやく競走馬デビューを果たした。

Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン。」

美浦トレーニングセンター・松山 康久厩舎。

ミスターシービーは、引退までの長い競走馬生活を過ごした。

Mr.C.B.「ブルルルルルルルルルル。」

Mr.C.B.「ヒヒ~ン」

ミスターシービーは、大きい雄叫びでいなないた。

Mr.C.B.「ムフ、ムフ、ムフ、ムフ、ムフ。」

ミスターシービーは、大きい呻き声で、鳴き続けた。

Mr.C.B.「ウ~~~~~~!」

Mr.C.B.「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」

ミスターシービーは、大きい緑色のうんち(💩)を落としていました。

ミスターシービーは、遠い北海道・日高山脈の大地を想い出しながら、黒鹿毛の馬体をふりむいていました。

Mr.C.B.「ブルルルルルルルルルルルルルルルル。」

Mr.C.B.「ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ。」

Mr.C.B.「バシャ~~~~~~!」

Mr.C.B.「ジャ~~~~~~~~~~!」

ミスターシービーは、大きい尿を出してやりました。

Mr.C.B.「ヒヒ~ン!」

ミスターシービーは、大きい雄叫びでいななく馬である。

北海道・浦河郡・浦河町の大地を想い出しながら、鋭い声でいなないた馬・ミスターシービーも、2戦目の黒松賞(中山競馬場)でも1着になりましたが、3戦目のひいらぎ賞では、ウメノシンオーをかわすことが出来ず、初の敗戦を帰すことになったのです。

結局・ミスターシービーは、3戦2勝の成績で、3歳の競争生活を終えることになるのです。

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